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文献詳細

雑誌文献

臨床外科76巻12号

2021年11月発行

文献概要

特集 ストーマ・ハンドブック—外科医に必要な知識と手術手技のすべて

ストーマ脱に対する手術

著者: 合志健一1 吉田武史1 藤田文彦1 赤木由人1

所属機関: 1久留米大学外科

ページ範囲:P.1381 - P.1385

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【ポイント】
◆ストーマ脱に対する手術は,その病態生理や患者因子に応じて適切な術式を選択する必要がある.
◆ストーマ閉鎖が可能な状況であれば,ストーマ閉鎖を行うのが最良である.
◆従来法以外に低侵襲な局所手術や自動縫合器を用いた術式がある.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2024年11月末まで)。

参考文献

1)Maeda K, Maruta M, Utsumi T, et al:Pathophysiology and prevention of loop stomal prolapse in the transverse colon. Tech Coloproctol 7:108-111, 2003
2)前田耕太郎:消化管ストーマ脱出.日ストーマ・排泄会誌37:5-14,2021
3)日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会/日本大腸肛門病学会(編);消化管ストーマ造設の手引き.文光堂,2014,pp 191-194
4)Maeda K, Koide Y, Katsuno H, et al:Local correction procedures for stoma prolapse. Austin J Surg 7:1247-1252, 2020
5)勝野秀稔,前田耕太郎,松本昌久,他:ストーマ脱出に対するボタン固定術.日本大腸肛門病会誌59:208-209,2006
6)宇野能子,中島紳太郎,武田光正,他:結腸ストーマ脱出に対し自動縫合器による修復術を施行した2例.日本大腸肛門病会誌67:330-335,2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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