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文献詳細

雑誌文献

臨床外科76巻12号

2021年11月発行

文献概要

特集 ストーマ・ハンドブック—外科医に必要な知識と手術手技のすべて

傍ストーマヘルニアに対する手術

著者: 西居孝文1 前田清1 青松直撥1 日月亜紀子1

所属機関: 1大阪市立総合医療センター消化器外科

ページ範囲:P.1386 - P.1392

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【ポイント】
◆傍ストーマヘルニアは症状の増悪やストーマ管理が困難なため,手術が必要になることがある.
◆メッシュを用いた腹腔鏡下手術は確実な補強が可能で,再発率は低く,一番に推奨されるものである.
◆本邦で使用可能なメッシュには制限があり,再発率低下には手術中の創意工夫が必要である.

参考文献

1)Antoniou SA, Agresta F, Garcia Alamino JM, et al:European Hernia Society guidelines on prevention and treatment of parastomal hernias. Hernia 22:183-198, 2018
2)Hansson BM, Slater NJ, van der Velden AS, et al:Surgical techniques for parastomal hernia repair:a systematic review of the literature. Ann Surg 255:685-695, 2012
3)諏訪勝仁:その他のヘルニア手術1)傍ストーマヘルニア.手術72:1151-1157,2018
composite meshに工夫を加えた腹腔鏡下Sugarbaker法.日鏡外科誌25:360-365,2020

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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