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特集 ロボット膵切除の導入ガイド—先行施設にノウハウを学ぶ 各論:ロボット支援下膵体尾部切除術
弘前大学方式
著者: 石戸圭之輔1 木村憲央1 脇屋太一1 長瀬勇人1 赤坂治枝1 室谷隆裕1 三浦卓也1 諸橋一1 坂本義之1 袴田健一1
所属機関: 1弘前大学大学院医学研究科消化器外科学講座
ページ範囲:P.346 - P.354
文献購入ページに移動◆ロボット支援下膵体尾部切除術は操作性の高い鉗子ときわめて質の高い3D画像により,多くの膵腫瘍に対して有益な術式になることが期待される.
◆弘前大学方式では,患者の右側に2つおよび左側に1つのロボットアームを配置し,術者は左手で2本および右手で1本の鉗子を操作する.
◆ロボット膵体尾部切除術のデメリットは触覚がないことであるが,高度な3D画像による視覚や助手との細かな連携によりデメリットを十分に補うことができる.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2024年3月末まで)。
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