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特集 肥満外科A to Z 各論
内視鏡的胃内バルーン留置術
著者: 前川智1 新澤真理1 原田大2
所属機関: 1JA長野厚生連 長野松代総合病院消化器内科 2産業医科大学医学部第3内科学
ページ範囲:P.460 - P.466
文献購入ページに移動◆内視鏡的胃内バルーン留置術は,BMIが27 kg/m2以上の肥満患者に対する減量を目的として,内視鏡を用いて胃の中に直径が約10 cmのバルーンを留置する術式のことである.
◆物理的な胃内容量の減少と機能的な胃内容の排泄遅延によって,摂食量を減少させることで減量効果を期待する治療法であり,穹窿部にバルーンを留置することが望ましい.
◆完全に可逆的な治療法であるため,十分な効果が得られるためには,バルーン留置中および留置後の食事指導が重要となる.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2024年4月末まで)。
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