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特集 側方リンパ節郭清のすべて—開腹からロボット手術まで 手技の実際
経肛門的アプローチによる側方リンパ節郭清
著者: 相場利貞1 上原圭1 小倉淳司1 村田悠記1 三品拓也1 横山幸浩1 國料俊男1 伊神剛1 水野隆史1 山口淳平1 宮田一志1 尾上俊介1 渡辺伸元1 江畑智希1
所属機関: 1名古屋大学大学院医学系研究科腫瘍外科学
ページ範囲:P.596 - P.602
文献購入ページに移動◆経肛門的アプローチでの側方リンパ節郭清(taLPLD)は,転移頻度の高い骨盤深部領域の郭清を目の前で,かつ解剖学的構造物に対して良好な鉗子の刺入角度で施行できる.
◆しかし,本法で展開される経肛門視点の術野は独特であり,十分慣れ親しんでおく必要がある.
◆また,taLPLDは,プラットフォームに対して極端に側方に位置する領域に対して単孔式腹腔鏡下手術の技術を使って行う手技であるため,技術的には決して容易ではない.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2024年5月末まで)。
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