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特集 神経・神経叢を極める—さらに精緻な消化器外科手術を求めて 胆・膵
胆道癌肝切除での神経浸潤と動脈周囲の郭清方法とそのコツ
著者: 尾上俊介1 横山幸浩1 國料俊男1 伊神剛1 上原圭1 水野隆史1 山口淳平1 渡辺伸元1 江畑智希1
所属機関: 1名古屋大学大学院医学系研究科腫瘍外科学
ページ範囲:P.711 - P.715
文献購入ページに移動◆肝門部領域胆管癌や進行胆囊癌は,約半数にリンパ節転移を認めるため,肝十二指腸間膜を中心とする領域リンパ節郭清が標準術式である.
◆胆道癌が線維筋層を超えて浸潤する場合,近傍の神経叢は郭清対象となる.
◆当科では総肝動脈周囲の神経叢は温存し,固有肝動脈より肝側の動脈周囲神経叢を郭清対象としている.
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