文献詳細
FOCUS
センハンス・デジタル・ラパロスコピー・システムを用いた腹腔鏡下大腸切除術
著者: 平能康充1
所属機関: 1埼玉医科大学国際医療センター消化器外科
ページ範囲:P.745 - P.749
文献概要
当院が日本で初めて導入した「センハンス・デジタル・ラパロスコピー・システム」は,「ダヴィンチ・サージカル・システム」に続く新たな手術支援ロボットである.2019年5月に薬事承認され,同年7月には98種類の腹腔鏡下手術で保険収載されたが,現在までに日本では4施設のみで導入されているに過ぎない.
当院では2017年6月に本システムを導入し,大腸癌手術を含めた消化器外科領域を中心に,婦人科領域や泌尿器科領域において臨床使用を行ってきた.現在までに大腸切除を46例に施行してきている.当院での大腸切除の手技と手術成績に関して報告する.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2024年6月末まで)。
参考文献
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