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特集 横行結腸癌の腹腔鏡下D3郭清手術—私のやり方,私の工夫 各論
右側横行結腸癌の腹腔鏡下D3郭清手術—横行結腸間膜剝離先行
著者: 野澤慶次郎1 橋口陽二郎1 大野航平1 福島慶久1 小澤毅士1 島田竜1 金子健介1 端山軍1 松田圭二1
所属機関: 1帝京大学病院下部消化管外科
ページ範囲:P.968 - P.974
文献購入ページに移動◆結腸癌における腹腔鏡下手術は技術認定により安定しつつあるが,右側結腸の手術手技はいまだに標準化できずに合併症や死亡率が高い手術とされている.
◆回結腸動脈郭清を優先するアプローチ法ではなく,横行結腸間膜剝離を先行する手術手技を定型化することでsurgical trunkを安全に処理することができる.
◆横行結腸間膜剝離先行アプローチ法による腹腔鏡下手術の定型化は安全なリンパ節郭清を伴う腹腔鏡下手術が可能である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2024年8月末まで)。
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