文献詳細
特集 外科医が担う緩和治療
総論
終末期がん患者に対するリハビリテーション医療の役割
著者: 安部能成12
所属機関: 1埼玉医科大学病院緩和医療科 2穂波の郷クリニック
ページ範囲:P.1164 - P.1167
文献概要
◆緩和ケアとしてのリハビリテーション医療の要点は,トータルペインの観点から多面的にアプローチすることにある.
◆リハビリテーション医療では,機能回復,機能維持,機能低下というおのおのの状況において,その方向性・目標設定が異なっている.
◆終末期がん患者に対するアプローチでは,主訴解決から希望の実現へとリハビリテーション目標を移行する必要がある.
参考文献
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