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書評
—森田達也,木澤義之(監修),西 智弘,松本禎久,森 雅紀,山口 崇(編)—緩和ケアレジデントマニュアル 第2版
著者: 勝俣範之1
所属機関: 1日医大武蔵小杉病院・腫瘍内科
ページ範囲:P.1190 - P.1190
文献購入ページに移動 緩和ケアは,「診断された時からの緩和ケア」として,がんが診断された時から提供されるべきとしています(厚労省,2012年).この『緩和ケアレジデントマニュアル 第2版』は,日本の緩和ケアの第一人者の先生方が中心になって,最新の情報をもとにつくられた実践的な教科書であり,マニュアルです.
近年,緩和ケア研究は,治療研究にも劣らず,たくさんの臨床研究が行われ,多くのエビデンスが積み重ねられてきています.本書では,その得られた最新かつ最善のエビデンスをベースに,きちんとレビューされ,丁寧な記載がなされている点が素晴らしいと思います.また,文献にはPMIDを記載してくれているので,実際に参照する上でとても便利です.さらに,おのおのの治療やケアに対して★がつけられており,★は「観察研究などがある」,★★は「RCTが1つある」,★★★は「メタアナリスまたは複数のRCTがある」としていて,とてもわかりやすいです.
近年,緩和ケア研究は,治療研究にも劣らず,たくさんの臨床研究が行われ,多くのエビデンスが積み重ねられてきています.本書では,その得られた最新かつ最善のエビデンスをベースに,きちんとレビューされ,丁寧な記載がなされている点が素晴らしいと思います.また,文献にはPMIDを記載してくれているので,実際に参照する上でとても便利です.さらに,おのおのの治療やケアに対して★がつけられており,★は「観察研究などがある」,★★は「RCTが1つある」,★★★は「メタアナリスまたは複数のRCTがある」としていて,とてもわかりやすいです.
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