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文献詳細

雑誌文献

臨床外科77巻4号

2022年04月発行

文献概要

特集 そろそろ真剣に考えよう 胃癌に対するロボット支援手術 デバイスの選択と手術の定型化

ロボット支援幽門側胃切除術の定型化—超音波凝固切開装置を用いる手術

著者: 服部卓1 寺島雅典1

所属機関: 1静岡県立静岡がんセンター胃外科

ページ範囲:P.411 - P.417

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【ポイント】
◆ロボット支援幽門側胃切除術において,超音波凝固切開装置は手術時間の短縮や出血量減少に有用である.
◆超音波凝固切開装置を用いる際は,操作部位に対して鉗子軸が合わない場面があることを念頭に置き,場の展開を工夫したり,アクティブブレードの方向に配慮することが重要である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年4月末まで)。

参考文献

1)Hashizume M, Shimada M, Tomikawa M, et al:Early experiences of endoscopic procedures in general surgery assisted by a computer-enhanced surgical system. Surg Endosc 16:1187-1191, 2002
2)Hikage M, Masanori T, Rie Makuuchi, et al:Impact of an Ultrasonically Activated Device in Robot-Assisted Distal Gastrectomy. Innovations(Phila)12:453-458, 2017
3)Abe K, Terashima M, Fujiwara H, et al:Experimental evaluation of bursting pressure in lymphatic vessels with ultrasonically activated shears. World J Surg 29:106-9, 2005
4)藤谷啓一,大森隼人,寺島雅典,他:ロボット支援腹腔鏡下幽門側胃切除術.手術72:1575-1582

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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