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文献詳細

雑誌文献

臨床外科77巻4号

2022年04月発行

文献概要

特集 そろそろ真剣に考えよう 胃癌に対するロボット支援手術 個別のテクニック

ロボット支援下脾門リンパ節郭清の手技

著者: 冨井知春1 徳永正則1 滋野高史1 篠原元1 塩原寛之1 佐藤雄哉1 齋藤賢将1 藤原直人1 星野明弘1 川田研郎1 絹笠祐介1

所属機関: 1東京医科歯科大学消化管外科学分野

ページ範囲:P.443 - P.447

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【ポイント】
◆視野確保の工夫として,左側高位の体位,カメラポートの腹側への牽引が有用である.
◆手術の早い段階で脾門郭清を行うことで,ドライな視野での手術が可能になる.
◆脾上極の処理はNo. 11dリンパ節郭清後のほうが良好な視野のもと施行できる.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年4月末まで)。

参考文献

1)Sano T, Sasako M, Mizusawa J, et al:Randomized Controlled Trial to Evaluate Splenectomy in Total Gastrectomy for Proximal Gastric Carcinoma. Ann Surg 265:277-283, 2017
2)Tokunaga M, Kinoshita T, Kinugasa Y, et al:脾温存での腹腔鏡下脾門リンパ節郭清.臨外74:1214-1218,2019
3)Kinoshita T, Shibasaki H, Enomoto N, et al:Laparoscopic splenic hilar lymph node dissection for proximal gastric cancer using integrated three-dimensional anatomic simulation software. Surg Endosc 30:2613-2619, 2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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