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文献詳細

雑誌文献

臨床外科77巻9号

2022年09月発行

文献概要

特集 導入! ロボット支援下ヘルニア修復術 総論

ロボット支援下ヘルニア修復術導入の際の留意点

著者: 嶋田元12 松原猛人12

所属機関: 1聖路加国際病院ヘルニアセンター 2聖路加国際病院消化器・一般外科

ページ範囲:P.1037 - P.1040

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【ポイント】
◆ロボット支援下ヘルニア修復術では,厚生労働省や各学会の指針を参考にした導入が望まれる.
◆安全性担保の観点から,導入初期は片側初発症例で複雑な症例は避けるべきである.
◆手術チームのトレーニングだけでなく,全病院的なコンセンサスを得たうえで進めるべきである.
◆安全性の評価のため,患者アウトカムと経時的な経過観察が必要である.

参考文献

1)Guthart G:J.P. Morgan Healthcare Conference 2022. 2022 https://isrg.intuitive.com/static-files/e649a656-539c-4e52-8445-4d6135e06658(2022.4.19閲覧)
2)高難度新規医療技術の導入プロセスにかかる診療ガイドライン等の評価・向上に関する研究班:高難度新規医療技術の導入にあたっての基本的な考え方.2016 https://jams.med.or.jp/news/043_1.pdf(2022.4.19閲覧)
3)日本外科学会,医療安全管理委員会:高難度新規医療技術リストの改定について.2021 https://jp.jssoc.or.jp/modules/aboutus/index.php?content_id=39(2022.4.19閲覧)
4)外科系学会社会保険委員会連合(編);外保連試案2022—手術・処置・生体検査・麻酔・内視鏡試案.医学通信社,2021,p 534
5)日本内視鏡外科学会:ロボット支援下内視鏡手術導入に関する指針(改定).2020 https://www.jses.or.jp/uploads/files/robot/shishin/robot_assisted_endoscopic_surgery.pdf(2022.4.19閲覧)
6)日本ヘルニア学会:ロボット支援下ヘルニア修復術に対して,日本ヘルニア学会(JHS)からの提言.2018 https://jhs.mas-sys.com/robot_support.html(2022.4.19閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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