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文献詳細

雑誌文献

臨床外科77巻9号

2022年09月発行

特集 導入! ロボット支援下ヘルニア修復術

各論 【鼠径ヘルニア】

ロボット支援下鼠径ヘルニア修復術(高位切開)の手術手技

著者: 岡本信彦1 三島江平1 若林剛1

所属機関: 1上尾中央総合病院外科

ページ範囲:P.1059 - P.1062

文献概要

【ポイント】
◆腹膜高位切開によるロボット支援下鼠径ヘルニア修復術は,ロボットの多関節機能を生かした一方向性の剝離が可能である.
◆剝離の際には,ランドマーク血管である下腹壁血管,内側臍ひだ(臍動脈索),性腺血管,精管を目安に剝離可能層を追う.
◆当院での初期成績では,M型,L1,2型,L3型の順に剝離時間を要することから,導入時の手術適応は考慮すべきである.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年9月末まで)。

参考文献

1)Sheetz KH, Claflin J, Dimick JB:Trends in the adoption of robotic surgery for common surgical procedures. JAMA Netw Open 3:e1918911, 2020
2)Podolsky D, Novitsky Y:Robotic inguinal hernia repair. Surg Clin North Am 100:409-415, 2020

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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