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文献詳細

雑誌文献

臨床外科78巻10号

2023年10月発行

特集 肝胆膵外科 高度技能専門医をめざせ!

総論

手術記録の書き方:膵臓編

著者: 上村健一郎1 岡田健司郎1 松本逸平2 藤井努3

所属機関: 1広島大学大学院医系科学研究科外科学 2近畿大学外科肝胆膵部門 3富山大学学術研究部医学系消化器・腫瘍・総合外科

ページ範囲:P.1190 - P.1196

文献概要

【ポイント】
◆手術記録には手術適応についての記載が重要である.手術適応ありと認められた症例についてのみ認定される.
◆手術記録記載ではスケッチが重要で,写真のみでは不可.デジタルのイラストは使用可能であるが,症例固有の解剖や手術の違いにより随時変更が必要である.また,スケッチに腫瘍の位置や切離部位など症例固有の情報の記載が必要である.
◆スケッチについては少なくとも開腹時の腹腔内の所見,途中経過,再建図(再建がない場合は切除終了図)を必ず記載する.これらに加え,より詳細に記載することが望ましい.

参考文献

1)一般社団法人 日本肝胆膵外科学会ホームページ.高度技能専門医制度規則資格認定施行細則〔http://www.jshbps.jp/modules/hightec/index.php?content_id=37〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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