臨床外科78巻11号

2023年10月発行

増刊号 —消化器・一般外科—研修医・専攻医サバイバルブック—術者として経験すべき手技のすべて Ⅰ．基本手技・処置

開腹・閉腹

著者： 篠田昌宏¹² 皆川卓也¹³ 星本相淳¹³ 板野理¹³

所属機関： ¹国際医療福祉大学医学部 消化器外科 ²国際医療福祉大学三田病院 消化器センター ³国際医療福祉大学成田病院 消化器外科

ページ範囲：P.6 - P.11

ビギナーへのアドバイス
◯開腹，閉腹手技は，消化器外科研修の一丁目一番地である．
◯概ねの操作を習得するのは容易だが，すべての作業は合目的であり，その目的や意味まで理解していただきたい．
＊本論文中、［▶動画］マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます（公開期間：2028年10月末まで）。

参考文献

1）上西紀夫：基本手術手技 開腹術．森岡恭彦（監修）；新臨床外科学，第3版．医学書院，1999，pp 196-199

2）鍋谷欣市，他：基本的手術手技 開腹．和田達郎（監修）；新外科学体系 胃・十二指腸の外科II．中山書店，1988，pp 47-54

3）安達洋祐（訳）：開腹と閉腹．ゾリンジャー外科手術アトラス，第2版．医学書院，2018，pp 30-31

4）黄　泰平，他：標準手技としての臍に切開を加える正中切開法．日臨外会誌70：3240-3244，2009

5）国際健康福祉センターデバイス研究会（編）集；大型機器・基本鋼製機器．手術室デバイスカタログ．金原出版，2022，p 106，107，109，110，123，127