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文献詳細

雑誌文献

臨床外科78巻11号

2023年10月発行

文献概要

増刊号 —消化器・一般外科—研修医・専攻医サバイバルブック—術者として経験すべき手技のすべて Ⅱ.体表・体壁

乳腺腫瘍生検の適応と手技—吸引細胞診,針生検,マンモトーム生検,切除生検

著者: 関朋子1 林田哲1 北川雄光1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部 外科学(一般・消化器)

ページ範囲:P.93 - P.97

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ビギナーへのアドバイス
◯正確および確実な診断のために撮影した画像を十分に吟味することが第一に重要である.予想される疾患の特徴から病理学的診断に必要かつ十分量の検体を得るため,侵襲度をふまえたうえでの適切な生検方法の使い分けが重要となる.
◯乳腺診療における生検針を用いた手技の獲得には,超音波装置の探触子の方向と針の穿刺ルートをフリーハンドで合わせる技術が必須となる.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2028年10月末まで)。

参考文献

1)日本乳腺甲状腺超音波医学会(編);乳房超音波診断ガイドライン(改訂第4版).南江堂,2020,pp 185-192
2)Yamaguchi R, et al;Diagnostic accuracy of fine-needle aspiration cytology of the breast in Japan:report from the Working Group on the Accuracy of Breast Fine-Needle Aspiration Cytology of the Japanese Society of Clinical Cytology. Oncol Rep 28:1606-1612, 2012
3)原田 大,他;乳腺針生検における病理診断の現状と問題点—乳腺針生検診断講習会の結果から—,乳癌の臨26:161-174,2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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