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文献詳細

雑誌文献

臨床外科78巻11号

2023年10月発行

増刊号 —消化器・一般外科—研修医・専攻医サバイバルブック—術者として経験すべき手技のすべて

Ⅳ.小腸・結腸 腸切除・人工肛門

人工肛門造設・閉鎖術

著者: 田中佑典1 塩見明生1 賀川弘康1 日野仁嗣1 眞部祥一1 山岡雄祐1

所属機関: 1静岡県立静岡がんセンター大腸外科

ページ範囲:P.177 - P.183

文献概要

ビギナーへのアドバイス
◯ストーマ造設後の傍ストーマヘルニアや,outlet obstructionを避けるため,適切な大きさで,腹壁をまっすぐ貫く挙上経路作成を心掛ける.
◯ストーマ閉鎖は癒着の中での手術となるため,挙上腸管の不要な損傷を避けるため,慎重な剝離操作が必要である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2028年10月末まで)。

参考文献

1)幸田圭史,他:ストーマの分類と適応.臨外76:1320-1324,2021
2)塚田邦夫,他(編);ストーマ手術アトラス.へるす出版,2012,pp 7-16
3)大村裕子,他:クリーブランドクリニックのストーマサイトマーキングの原則の妥当性.日ストーマリハ会誌14:33-41,1998
4)Hino H, et al:Relationship between stoma creation route for end colostomy and parastromal hernia development after laparoscopic surgery. Surg Endsc 31:1966-1973, 2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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