文献詳細
文献概要
増刊号 —消化器・一般外科—研修医・専攻医サバイバルブック—術者として経験すべき手技のすべて Ⅴ.直腸・肛門
内痔核結紮切除術
著者: 小澤広太郎1
所属機関: 1新都心肛門クリニック
ページ範囲:P.202 - P.208
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◯内痔核の手術治療で最も多く行われているのは結紮切除術である.当院ではそのなかでも開放式結紮切除術(縫合固定法)を行っており,その術式におけるポイントについて述べる.
◯痔核による脱出・出血・疼痛の症状をとり,日常の排便生活に問題のない肛門にすることが痔核手術の目的であり,患者にとって満足のいく肛門にするためには術後の合併症をできるだけ避けることが必要である.
◯内痔核の手術治療で最も多く行われているのは結紮切除術である.当院ではそのなかでも開放式結紮切除術(縫合固定法)を行っており,その術式におけるポイントについて述べる.
◯痔核による脱出・出血・疼痛の症状をとり,日常の排便生活に問題のない肛門にすることが痔核手術の目的であり,患者にとって満足のいく肛門にするためには術後の合併症をできるだけ避けることが必要である.
参考文献
1)赤木一成,他:内痔核に対する結紮切除術:よくわかる痔核結紮・切除術マニュアル.臨外66:1450-1456,2011
2)金井忠男,他:痔核に対する結紮切除術.消外31:307-317,2008
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