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特集 ハイボリュームセンターのオペ記事《消化管癌編》
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ページ範囲:P.1425 - P.1425
文献購入ページに移動 外科医の仕事の一番大きな柱は手術であり,その締め括りとしてのオペ記事の作成もまた重要であることは紛れもない事実である.診療録としての一端を担うばかりか,データベースとしての役割,手術の振り返りや若手の教育など,オペ記事の果たす役割は多い.一方で,消化管手術領域では,内視鏡下手術が普及し,多くの施設ですべての術中所見が動画で残されることや,外科こそ実践しなくてはならない医師の働き方改革などで,オペ記事を簡略化する流れも見受けられる.手術以上に施設によって大きく異なるのもオペ記事の特徴で,ほかの施設ではどのようなオペ記事を残しているのかは大変興味深いところである.本特集では,経験豊富な施設でのオペ記事へのこだわりや活用方法,各施設でのオペ記事の現状や運用などを紹介していただいた.
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