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手術器具・手術材料—私のこだわり・15
E・Zアクセス楕円タイプ
著者: 柴尾和徳1 米田政弘1 本田晋策1 厚井志郎1 佐藤永洋1 井上譲1 平田敬治1
所属機関: 1産業医科大学第1外科
ページ範囲:P.350 - P.353
文献購入ページに移動E・Zアクセスの開発経緯・特徴と種類
E・Zアクセスは,対応する単回使用開創器ラッププロテクター(八光)に装着して単孔式内視鏡下手術および小切開を行う腹腔鏡下手術に使用するポートデバイスである.ラッププロテクターとの取り外し・再装着が短時間に何度でも可能なため,臓器の取り出しなどが容易となる(図1).E・Zアクセスには“正円タイプ”と“楕円タイプ”があり,正円タイプは西陣病院外科の高木剛先生が2010年に八光と共同開発したデバイスである.任意の位置に複数本のトロカールを配置可能という優れた特徴をもっており,現在日本中で広く用いられている製品である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2026年3月末まで)。
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