文献詳細
特集 ロボット手術新時代!—極めよう食道癌・胃癌・大腸癌手術
各論:保険術式
文献概要
【ポイント】
◆噴門側胃切除・観音開き法再建は,食道裂孔部での縫合操作が多く,ロボット支援下手術の長所が生かされる術式である.
◆カメラポートは,あらかじめ小開腹をおきE・Zアクセスに装着することで,スコープの可動性を上げ高い位置からの視野が可能となる.
◆再建時は4-0 barbed suture糸を用いた連続縫合を行うことで,良好な術野展開や吻合の時間短縮が得られる.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2026年8月末まで)。
◆噴門側胃切除・観音開き法再建は,食道裂孔部での縫合操作が多く,ロボット支援下手術の長所が生かされる術式である.
◆カメラポートは,あらかじめ小開腹をおきE・Zアクセスに装着することで,スコープの可動性を上げ高い位置からの視野が可能となる.
◆再建時は4-0 barbed suture糸を用いた連続縫合を行うことで,良好な術野展開や吻合の時間短縮が得られる.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2026年8月末まで)。
参考文献
1)上川康明,小林達則,上山 聡,他:噴門側胃切除後の逆流防止を目指した新しい食道胃吻合法.消外24:1053-1060,2001
2)Nunobe S, Ida S:Current status of proximal gastrectomy for gastric and esophagogastric junctional cancer:A review. Ann Gastroenterol Surg 4:498-504, 2020
掲載誌情報