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特集 見てわかる! 下部消化管手術における最適な剝離層 悪性疾患の手術
腹腔鏡下結腸左半切除術における剝離層の選択(副中結腸動脈のある場合,ない場合について)
著者: 室野浩司1 石原聡一郎1
所属機関: 1東京大学腫瘍外科
ページ範囲:P.1054 - P.1061
文献購入ページに移動◆結腸左半切除術の授動には内側アプローチ,外側アプローチ,頭側アプローチがある.
◆内側アプローチは下腸間膜静脈と膵臓を,頭側アプローチでは膵臓の位置を意識した授動が大切である.
◆腹腔鏡手術においてはできるだけ内側アプローチによる授動を行うほうが良いが,剝離層がわかりにくいことも多く,外側・頭側アプローチも組み合わせて行う.
◆副中結腸動脈の根部郭清は難度が高く,症例に応じて郭清レベルを設定する.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2026年9月末まで)。
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