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雑誌目次

雑誌文献

臨床外科79巻1号

2024年01月発行

雑誌目次

特集 若手外科医のライフハック—仕事・日常・将来を豊かにする,先輩たちの仕事術

ページ範囲:P.5 - P.5

 若手外科医の前途は洋々である.しかし一方で選択肢が増えたがゆえに悩みも多いはずである.選択肢の少なかった先輩たちはがむしゃらに働き,苦労しながらも上手く切り抜けて今日がある.そこには多くの工夫や役に立つ経験があったに相違ない.それを後輩にわかりやすく伝授していただくことを本特集のテーマとした.若手外科医を取り巻く環境を少しでも軽く,すっきりさせることを意図して企画し,各々執筆いただいた.

仕事編

専門を決めた理由:上部消化管—後悔しない選択を

著者: 田中千恵

ページ範囲:P.6 - P.9

はじめに
 今回は上部消化管を専門と志した理由というお題で原稿を書かせていただくことになりました.私が上部消化管を志した時期と理由に関して,資格の取得方法とともに述べたいと思います.しかし,思い返してみましたが,専門を決定した理由という内容のみでページを埋められるほど立派な理由があったわけではないということに気がつきました.ですから,自己紹介と経歴,自分の考え,後期研修医の頃に考えていたこと,仕事への向き合い方や資格の取得法について合わせて述べたいと思います.

専門を決めた理由:下部消化管—大腸外科医になろうと決めた私の経験

著者: 眞部祥一

ページ範囲:P.10 - P.12

【アドバイス】
◆メンターの存在が専門を追求するうえで非常に重要である.
◆メンターとの出会いや自身の成長のためには,自ら機会を創り出す積極的な行動が大切である.

専門を決めた理由:肝胆膵—外科医として私の歩む道

著者: 神谷真梨子

ページ範囲:P.13 - P.15

【アドバイス】
◆肝胆膵外科は難しいと敬遠せず,少しでも興味があれば,チャレンジ精神をもって飛び込んでみてほしい.
◆高難度手術の症例数は多くはないので,チャンスがあれば,積極的にハイボリュームセンターでの修練を.
◆子育てしながらでも肝胆膵外科医をやれる働き方改革を.

専門を決めた理由:乳腺—働き続ける女性外科医を目指して

著者: 笹原麻子

ページ範囲:P.16 - P.18

【アドバイス】
◆乳腺外科は手術療法だけでなく,診断,薬物療法などにも重点を置き,総合的な診療を行うことが多い.
◆日々エビデンスが更新され,現在進行形で治療が発展している診療科である.
◆外来ベースや健診ベースの働き方など,様々な働き方の選択肢があり,ワークライフバランスを保ちやすい.

和文論文執筆:論文の執筆チャンスは突然に—まずは書いてみよう,論文ネタも賞味期限あり

著者: 樋口格 ,   中馬基博 ,   鷲尾真理愛 ,   櫻谷美貴子 ,   新原正大 ,   熊谷厚志 ,   山下継史 ,   比企直樹

ページ範囲:P.19 - P.21

【アドバイス】
◆症例報告の論文執筆の機会は,科学者キャリアとしてスタートであり「学び」の原点である.
◆症例報告の論文作成から得られるものは,考察力,洞察力といった臨床医に必要な教養が含まれている.
◆論文作成の執筆から投稿という一連の作業を指導医とともに行うことは,医学教育において非常に重要である.

和文論文執筆:感謝と恩返し そして自らの治療をしっかり検証する—自己研鑽

著者: 松橋延壽

ページ範囲:P.22 - P.25

【アドバイス】
◆治療にかかわった患者さんに感謝:いろいろな臨床経験は,担当した患者さんのおかげであると謙虚に感謝することが大事です.また,治療にかかわり指導してくれた上級医にも感謝することが重要です.
◆治療にかかわった患者さんに恩返し:患者さんに出会い治療することで自身の経験値が増え,教科書では得られない多くの知識を習得することができます.その経験をまとめて学会発表,誌上報告を行うように努力することが重要です.
◆自らの治療をしっかり検証する:症例報告は正しい治療が行われたことを再度見直すよい機会です.自施設のデータを検証することで他施設との相違を改めて見つめ直す機会ができるため重要です.

初めての英文原著論文執筆—よき指導者を探せ!

著者: 島田英昭

ページ範囲:P.26 - P.28

【アドバイス】
若手外科医にとって,英文原著論文の掲載までの行程で必要なのは……
◆強い動機をもつこと:必ずやこの論文が後世の外科医を通じて患者に貢献できると信じること.
◆着手し継続すること:まずは着手すること.そして論文掲載まで決してあきらめないこと.
◆よき指導者を探すこと:伴走型の「努力型」指導者を探すこと.

初めての英文原著論文執筆—書ききってpublishするためのコツとpitfall

著者: 佐藤雅昭

ページ範囲:P.29 - P.33

【アドバイス】
◆論文執筆はベテランでも(たぶん)辛い作業.最後に達成感は得られるが,そこまで至るのは苦難の道のりで,基本的に楽しくないと覚悟せよ.
◆英語論文が難しいのは英語のせいだけではない.結論の明確化とそこに向かうロジックの組み立てを重視せよ.
◆生成系AIでは(いまのところ)表面的な文章しかかけず,刺さる論文は書けないと思ったほうがよい.
◆英語論文の難所は執筆のあとにある.“Publication journey”を乗り切る覚悟と努力が必要だが,rejectされても諦めなければ負けではないことを心に刻んで頑張ろう.

日常編

健康管理法

著者: 松田圭二

ページ範囲:P.35 - P.37

【アドバイス】
◆醤油やタレ,つゆを使わないことが減塩につながるだけでなく,食品そのものの味を楽しめるようになる.
◆筋肉量を維持するために蛋白質は必要であり,近年は蛋白質入りの菓子などで簡便に摂取できる.
◆出勤前の運動によって,身体が軽くなり気持ちも明るくなり,人に優しくなる.

お礼状の書き方・紹介状の書き方—私のお礼状・紹介状

著者: 調憲

ページ範囲:P.38 - P.39

【アドバイス】
◆お礼状を書くことは自分が人にお世話になっていることを改めて気づくための行為.
◆お礼状を書くことはお世話になった方に思いを馳せ,時間を使うこと.
◆紹介状は書いた医師の姿勢や実力を端的に示す.
◆紹介した患者さんに見られることを前提に.

ノンテクニカルスキル—明るい病棟にするコツ

著者: 志田大

ページ範囲:P.40 - P.43

【アドバイス】
◆病棟を明るくするコツは,「笑顔」「挨拶」「その繰り返し」.
◆多くの医療従事者と心地よい関係性を築く,それは,めぐりめぐって私たち自身の毎日の幸せに直結します.
◆私のノンテクニカルスキルは,「人の輪を広げる」「笑顔でいる」「他者を応援する・悪口は言わない」.

後輩・学生の勧誘:外科においでよ

著者: 小松昇平 ,   岡田健次 ,   掛地吉弘 ,   國久智成 ,   尾藤祐子 ,   眞庭謙昌 ,   福本巧

ページ範囲:P.44 - P.47

【アドバイス】
◆外科医が感じている満足感ややりがいを学生に正確に伝える.
◆学生や研修医と積極的に接点を持つ取り組みが重要.
◆労働環境の整備や多様性に対応する柔軟性を示す.

後輩・学生の勧誘:地域での若い外科医増産のための取り組みと勧誘の工夫

著者: 又木雄弘 ,   下之薗将貴 ,   和田真澄 ,   田辺寛 ,   大久保啓史 ,   新田吉陽 ,   伊地知徹也 ,   川﨑洋太 ,   蔵原弘 ,   大塚隆生

ページ範囲:P.49 - P.51

【アドバイス】
◆外科的手技の指導:学生や研修医ともに,外科的手技に興味をもっている者は多く,手技的な教育・指導を丁寧に行い,手術内容も細かに教授することが重要である.
◆学生・研修医への細やかな配慮と声掛け:学生・研修医に目線を下げ,声を聞き,外科の魅力を伝授しつつ,教室全体で歓迎する雰囲気が大切である.
◆若手外科医の活躍:学生や研修医は,その教室の若手がいかに楽しそうに仕事をしているかを見て,自分の将来像を重ねている.そのため若手外科医が楽しく活躍できる雰囲気作りも大切である.また働き方改革も見据え,若手や女性外科医でもオンとオフの区別がつくような配慮も行っている.

パートナーとの仕事の分担—DINKs外科医夫婦の場合

著者: 小齊侑希子

ページ範囲:P.52 - P.54

【アドバイス】
◆夫婦の形は人それぞれ,その時々で最適解を見つけるべし.

パートナーとの仕事の分担—ストレスフリーな仕事・子育て両立法—ある外科医夫婦の場合

著者: 花岡まりえ

ページ範囲:P.55 - P.57

【アドバイス】
◆お互い現時点での仕事内容・立場・キャリアを尊重し,感謝を忘れず,家庭内で生じうるストレスはなるべく避ける.
◆得意・不得意を考慮した仕事分担をし,祖父母を筆頭に,外部サービス委託やスマート家電などを頼る.
◆幼少期は仕事と家事・育児の両立を目指し過ぎない(のちにキャリアの構築は可能).

パートナーとの仕事の分担—私たち医師夫婦のライフハック

著者: 布施匡啓

ページ範囲:P.58 - P.60

【アドバイス】
◆パートナーとのコミュニケーションが一番の秘訣.
◆使えるアプリや家電を駆使して夫婦二人三脚の時間配分を.
◆キャリアプランは長期的な目線で考えれば妥協いらず.

若手医師・医学生におけるSNSの危険性と有益性

著者: 中山祐次郎

ページ範囲:P.62 - P.65

【アドバイス】
◆匿名であっても実名でやっていると思え.
◆発信するときは「その言葉や写真を大きく書いた紙を持って歩き回れるか」で判定する.
◆SNSがあなたの医師キャリアをよくする可能性は低い.

将来編

北米移植トップセンターで研究・臨床医をする意義と受難

著者: 後藤徹

ページ範囲:P.66 - P.69

【アドバイス】
◆チャンスは準備した者に降ってくるもので,行動しないと得られない.
◆海外留学はハイリスク・ハイリターンであるが,何を得るかは自分次第.
◆圧倒的な手術数を経験するには,厳しい選抜を勝ち抜き,困難に立ち向かう必要がある.

海外留学による外科キャリアの多角化と成功への心構え

著者: 生駒成彦

ページ範囲:P.70 - P.73

【アドバイス】
◆戦略的なキャリアプランニングに基づいた海外留学先の選択:海外留学は様々で,自分の目標と留学の目的にあわせて賢明に留学先を決める必要がある.
◆自分の評価は自分でする:人からの評価は時に自分の成長を反映しないので,必要以上に落胆することも,満足することもない.自分にとっての成功とは何かを決められるのも自分しかいない.
◆成長のマインドセット:留学にチャレンジや困難はつきものである.それを乗り越えること,あるいは困難そのものをよい経験と前向きにとらえられるようになると自分の成長の糧となる.

若手外科医への大学院進学のススメ

著者: 神田光郎

ページ範囲:P.74 - P.77

【アドバイス】
◆大学院進学は若手外科医にとって大きな岐路であるが,わずかでも研究に興味があるならば大学院進学を勧めたい.
◆長い外科医人生の一時期を研究にあてることで,新たな出会い・臨床医としての視野拡大・キャリア形成・自己実現のチャンスが得られる.

ベンチャー起業への道のり—医師起業家のリアル

著者: 本田泰教

ページ範囲:P.78 - P.81

【アドバイス】
◆患者/社会をよくするために全力で取り組める環境で,自分が幸せならば,医師としてどのような環境下だとしても,その環境自体が(起業もふまえ)最適なキャリアなのではないか.
◆起業したあとで磨かれるリーダースキルは必ず医師としてのスキルアップにもつながるので,無駄なことは1つもない.
◆ワクワクすることに向かって全力で挑戦するというスタンスを崩さない.

外科医の第二の人生としての開業のススメ

著者: 渡邉一輝

ページ範囲:P.82 - P.85

【アドバイス】
◆外科医はいかに秀でた腕をもっていても,メスを置き,第二の人生を迎えるときがくる.
◆開業の最大の魅力は,自分の裁量で医師人生をコントロールできることである.

同心円状モデルで読み解く 新しい食道外科解剖・11【最終回】

噴門部・腹腔動脈周囲—腸間膜の基部とは

著者: 藤原尚志

ページ範囲:P.87 - P.97

Introduction
 これまで同心円状モデルに基づいて頸部・縦隔の外科解剖を論じてきたが,これは人体が一連のものである以上,当然ながら腹部や骨盤にも適用可能な解剖モデルであると考えている.腹部領域は,現代の筋膜構造に基づいた微細外科解剖が最も早く発達した領域であり,その中心は兵庫医科大学・篠原尚先生の著書『イラストレイテッド外科手術』において広く知られることとなった,胎生期における中腸回転に基づく層構造であることは言うまでもない.
 しかし,すでに論じ尽くされているかに思えた腹部領域も,いまだに胃間膜・腸間膜と後腹膜の関係性については一定の見解が得られておらず,議論の余地があるようである.具体的には,癒合筋膜,腎前筋膜,膵後筋膜などの言葉がどこからどこまでの何を指し示すのか,腎前筋膜は腸間膜側に折れ返るのかどうか,などの点である.これらの問題に対する同心円状モデルによる合理的解決が,「腸間膜の基部」と呼んでいる,人体の外科解剖では遍く見られる間隙Space(筋膜構造)の途絶である.これがどこに生じるのかを明確に意識することで,腸間膜と後腹膜との正しい関係性が見えてくる.

FOCUS

「国境なき医師団」への参画

著者: 捨田利外茂夫

ページ範囲:P.99 - P.103

はじめに
 国境なき医師団(Médecins Sans Frontières:MSF)は,民間で非営利の医療・人道援助団体です.紛争や自然災害,貧困などにより危機に直面する人たちに,独立・中立・公平な立場で緊急医療援助を行っています.それを聞いてモチベーションとする高邁な精神をおもちの先生は,ぜひ参加してください.そうでない先生方には,現在の日常診療と全く異なる環境で,目前の命の危機に対して,もてる知識と技量を尽くすことで得られるやりがいと感動があることをお伝えしたく,まずは,実際の活動について,ご紹介したいと思います.

病院めぐり

市立宇和島病院外科

著者: 今井良典

ページ範囲:P.104 - P.104

 宇和島市は愛媛県の南西に位置し,県庁所在地の松山市からは約90 km離れた地方都市です.1方を宇和海,3方を鬼ヶ城山系に囲まれた小さな土地にコミュニティーが形成されており,市立宇和島病院はその中心に存在しています.1910年(明治43年)に開設された地域の病院からスタートし,改築,増床を繰り返し,2009年に現在の新病院へ生まれ変わりました.現在は,宇和島医療圏域のみならず,高知県の一部を含む四国西南地域の医療も担う地域の中核病院となっています.
 当院は35診療科,一般病床426床(救命救急センター20床を含む),感染症病床4床,結核病床5床の計435床を有する地方の公立病院ですが,南予救命救急センターを併設し,3次救命救急を含む救急患者も受け入れ,地域の急性期医療も担っています.また,災害拠点病院,地域がん診療連携拠点病院,基幹型臨床研修病院,そのほか外科学会や消化器外科学会等の各種学会認定施設となっております.

臨床研究

大腸癌の炎症性リンパ節腫大に関連する臨床的背景—前向き研究からの探索的検討

著者: 鈴木優也 ,   本多通孝 ,   益子隆太郎 ,   宮川哲平 ,   中尾詠一 ,   高野祥直

ページ範囲:P.105 - P.108

要旨
大腸癌リンパ節転移の術前診断における,造影CT検査の検査特性および炎症性リンパ節腫大をきたす要因について臨床的に検討した.根治切除を予定された大腸癌(T2以深)症例を前向きに登録し,腫大リンパ節と病理所見を対応させ症例単位およびリンパ節単位で解析した.対象は194例,郭清リンパ節個数中央値17個[11〜24](計3,656個).リンパ節の短径7 mmをカットオフとした場合の感度・特異度は,症例単位では42.7%,67.2%,リンパ節単位では25.2%,98.3%であった.腫大リンパ節を認めた71例(36.6%)のうち,炎症性リンパ節腫大を39例(20.1%)に認めた.炎症性リンパ節腫大と腫瘍長径,深達度,閉塞症状,術前CRP値が関連していた.

臨床報告

敗血症性ショックおよび播種性血管内凝固症候群をきたした非穿孔性急性虫垂炎の1例

著者: 岸本和也 ,   寺岡均 ,   庄司太一 ,   木下春人 ,   中川泰生 ,   大平雅一

ページ範囲:P.110 - P.114

要旨
症例は68歳,男性.同日よりの心窩部痛,発熱および悪寒を主訴に当院へ救急搬送された.精査の結果急性虫垂炎と診断,同日腹腔鏡下虫垂切除術を施行することとなった.しかし,全身麻酔開始直後に急激な血圧低下を認めたため,開腹手術へと術式を変更した.手術所見として虫垂は発赤著明で緊満していたが,穿孔や周囲の膿瘍形成は認めなかった.切除標本の粘膜は黒色で,壊疽性虫垂炎と診断した.手術後に敗血症性ショックを合併したが,術後8日目に軽快退院となった.非穿孔性急性虫垂炎から敗血症性ショックおよびDICをきたす病態は非常に稀であり,若干の文献的考察を加えて報告する.

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目次

ページ範囲:P.2 - P.3

原稿募集 「臨床外科」交見室

ページ範囲:P.60 - P.60

バックナンバーのご案内

ページ範囲:P.118 - P.118

次号予告

ページ範囲:P.119 - P.119

あとがき

著者: 遠藤格

ページ範囲:P.120 - P.120

 先日,9th A-PHPBA(Asian-Pacific Hepato-Pancreato-Biliary Association) 2023に出席してきました.本学会は世界肝胆膵外科会議(IHPBA)を構成する3つの地域(America HPBA, Europ-Africa HPBA, Asia-Pacific HPBA)のうちA-PHPBAの総会であり,隔年開催されるものです.アジアパシフィックには17か国の支部があり,メンバーは800名弱の組織です.日本肝胆膵外科学会は国内学会ですが,IHPBAの日本支部でもあり,多くの役割を担うことが期待されており,毎回,多くの先生方が講演演者として招聘されます.アジア以外の欧米からの参加者も多く,専門家と有意義な意見交換ができ,得るものが多かったです.
 聞くところによるとインドは人口14億人で,そのうち4000万人くらいが富裕層とのことです.日本よりも多いかもしれませんね.つい先日,月面着陸したことから考えても,10年後には間違いなく科学的(外科学も)に強国になっているでしょう.これからも共同研究などで親交を深めるべき国であると思った次第です.彼らと接しているとハングリー精神が横溢していた昔の日本を思い出しました.国家が成長・上昇しているときは若者が元気ですね.恐れを知らないというか.

基本情報

臨床外科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1278

印刷版ISSN 0386-9857

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