icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科79巻1号

2024年01月発行

特集 若手外科医のライフハック—仕事・日常・将来を豊かにする,先輩たちの仕事術

日常編

後輩・学生の勧誘:地域での若い外科医増産のための取り組みと勧誘の工夫

著者: 又木雄弘1 下之薗将貴1 和田真澄1 田辺寛2 大久保啓史3 新田吉陽4 伊地知徹也1 川﨑洋太1 蔵原弘1 大塚隆生1

所属機関: 1鹿児島大学消化器外科 2慈愛会今村総合病院外科 3種子島医療センター外科 4鹿児島大学乳腺甲状腺外科

ページ範囲:P.49 - P.51

文献概要

【アドバイス】
◆外科的手技の指導:学生や研修医ともに,外科的手技に興味をもっている者は多く,手技的な教育・指導を丁寧に行い,手術内容も細かに教授することが重要である.
◆学生・研修医への細やかな配慮と声掛け:学生・研修医に目線を下げ,声を聞き,外科の魅力を伝授しつつ,教室全体で歓迎する雰囲気が大切である.
◆若手外科医の活躍:学生や研修医は,その教室の若手がいかに楽しそうに仕事をしているかを見て,自分の将来像を重ねている.そのため若手外科医が楽しく活躍できる雰囲気作りも大切である.また働き方改革も見据え,若手や女性外科医でもオンとオフの区別がつくような配慮も行っている.

参考文献

1)厚生労働省ウェブサイト.図表1-2-5 診療科別医師数の推移(1994年を1.0とした場合).令和4年版厚生労働白書第1部社会保障を支える人材の確保.2022年9月
2)鹿児島県ウェブサイト.鹿児島県の医師の現状.2022年11月 https://www.pref.kagoshima.jp/ae03/kenko-fukushi/doctorbank/taisaku/ktiikiiryou1.html
3)又木雄弘,蔵原 弘,伊地知徹也,他:外科発展の礎 外科志望者増加のための取り組み 教室における外科へ興味を持ってもらうための取り組み・工夫.日外会誌124:102-105,2023
4)上尾裕昭,小西敏郎,金子弘真,他:全国の若手外科医アンケートからみたwork life balanceの改善策と外科医減少抑制策の提案.日臨外会誌82:1-13,2021

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら