文献詳細
特集 手術支援機器 百花繚乱!—ロボットとデバイスホールダー
手術支援ロボット
hinotoriを用いた手術の実際:胃切除
著者: 三ツ井崇司1 箱崎悠平1 齋藤一幸1 奥山隆1 吉富秀幸1
所属機関: 1獨協医科大学埼玉医療センター外科
ページ範囲:P.1119 - P.1123
文献概要
◆hinotoriによる胃切除は,純切開のカットモードを用いた「メリーランドによるバイポーラカット手術」という新しいコンセプトの手術が選択可能である.
◆Da Vinciによる胃切除に比べ30〜60分程度長くかかる傾向があるが,完成形は変わりなく実施可能である.
◆高度癒着症例や浸潤症例など,より繊細で細い切離線が求められる症例に,hinotoriのカット手術は有効と感じている.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2027年10月末まで)。
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