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文献詳細

雑誌文献

臨床外科79巻6号

2024年06月発行

文献概要

特集 結腸左半切除を極める 各施設の手術手技

下行結腸癌に対する腹腔鏡下結腸左半切除術

著者: 上嶋徳1 大塚幸喜2 廣純一郎1 升森宏次1 松岡宏1 鄭栄哲1 大村悠介1 稲熊岳1 小林陽介1 服部豊1 辻村和紀1 幸部𠮷朗1 隈本力1 近石裕子1 須田康一1 宇山一郎2

所属機関: 1藤田医科大学総合消化器外科 2藤田医科大学先端ロボット・内視鏡手術

ページ範囲:P.655 - P.661

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【ポイント】
◆下行結腸癌に対する内側アプローチは,剝離の終着点としてのメルクマールの設定が重要である.
◆剝離,郭清中は,IMAの存在に留意した鉗子操作を心掛ける.
◆空腸を結腸間膜に縫合固定することで内ヘルニアを予防できる.

参考文献

1)大腸癌研究会(編):大腸癌治療ガイドライン(医師用2022年版).金原出版,2022
2)奥田準二,谷川允彦:横行・下行結腸癌に対する腹腔鏡下手術.外科治療93:223-234,2005
3)室野浩司,石原聡一郎:横行結腸癌手術に必要な局所解剖.手術77:659-666,2023
4)吉松和彦,田中宏典,河野鉄平,他:左側横行結腸(脾湾曲)癌の腹腔鏡下D3郭清手術(腹中結腸動脈存在例).臨外76:995-1001,2021
5)大塚幸喜,樋口太郎,佐々木章,他:進行S状結腸・直腸S状部癌に対する腹腔鏡下D3郭清の手術手技と成績.日鏡外会誌9:687-692,2004
6)大塚幸喜,秋山有史,板橋哲也,他:結腸癌に対する腹腔鏡下D3郭清の手術手技.手術61:999-1005,2007
7)大塚幸喜,秋山有史,板橋哲也,他:結腸癌に対する安全な腹腔鏡下手術.手術61:1239-1244,2007
8)八重樫瑞典,大塚幸喜,高清水清治,他:腹腔鏡下結腸左半切除に必要な血管解剖と手術手技.臨外84:473-479,2022
9)Motegi S, Kawano S, Takehara K, et al:Evaluation of Colonic Perfusion for Colorectal Cancer Surgery Using Indocyanine Green Fluororescence Imaging. Juntendo Medical Journal 67:165-172:2021

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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