文献詳細
特集 合併症を起こさない食道癌手術!—ハイボリュームセンターの技を学ぼう
各施設における合併症を起こさない技と工夫
恵佑会札幌病院の技と工夫—反回神経麻痺・縫合不全を防ぐための当院の工夫
著者: 吉川智宏1 北山陽介1 坂下啓太1 北上英彦2 西田靖仙1 久須美貴哉1 細川正夫1
所属機関: 1恵佑会札幌病院消化器外科 2恵佑会札幌病院ロボット・内視鏡外科センター
ページ範囲:P.864 - P.870
文献概要
◆Collard変法による縫合不全発生率は7.8%であり,10〜15分で施行できる優れた吻合法である.
◆吻合手技だけでなく,胃の減圧や胃管血流なども重要である.
◆反回神経麻痺を防ぐために,症例により縦隔内からの操作だけでなく,頸部からの操作が必要である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2027年8月末まで)。
参考文献
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