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特集 合併症を起こさない食道癌手術!—ハイボリュームセンターの技を学ぼう 各施設における合併症を起こさない技と工夫
昭和大学の技と工夫—若手食道外科医でもできる,反回神経麻痺,縫合不全ゼロをめざした手技
著者: 大塚耕司12 山下剛史12 有吉朋丈12 岸本裕12 斎藤祥12 広本昌裕12 村上雅彦12
所属機関: 1昭和大学外科学講座消化器・一般外科学部門 2昭和大学病院食道がんセンター
ページ範囲:P.885 - P.890
文献購入ページに移動◆反回神経上に薄い疎性結合組織を残すことで,人工気胸圧がその層自体を圧排し,正常な位置から神経が動かずに剝離可能となる.
◆神経周囲剝離では,鉗子の向きに注意する.神経周囲での超音波凝固切開装置の使用は,拡大視を上手に使用すれば安全に使用可能である.
◆食道胃吻合の際は,吻合部にかかる緊張をフリーにして吻合を完成することが大切である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2027年8月末まで)。
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