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文献詳細

雑誌文献

臨床外科8巻1号

1953年01月発行

文献概要

症例

急性化膿性頸椎骨髄炎の1例

著者: 岩月賢一1 中島富彥2

所属機関: 1信州大學醫學部星子外科 2岸本内科

ページ範囲:P.42 - P.44

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 長管状骨の急性化膿性骨髄炎は屡々遭遇する疾患であるが,扁平骨乃至短小骨には一般に稀である.就中,脊椎の急性化膿性骨髄炎は極めて稀とされている.1880年Lannelongueその1例を報告し,吾國に於ては,佐藤三吉(明治37年)の1例を以て最初とする.脊椎骨髄炎中でも頸椎のそれは特に少く,吾々の調べた範囲では,その報告は本邦に於ては未だ数例を出でない.吾々は偶々項部痛及び体温上昇を主訴として来院した本症の1例を経驗したので,こゝにその概要を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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