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綜説
リンパ腺結核への塩基性アミノ酸製剤の局所應用について—その病理組織学的檢索
著者: 靑木高志1 新津谷哲1
所属機関: 1札幌医科大学外科学教室
ページ範囲:P.641 - P.643
文献購入ページに移動 われわれは先きに臨床外科第8卷第3号において,「リヂン」を主体とする塩基性アミノ酸製剤である「ネオ・ミノファーゲンA.T」(以下ネオ・ATと略す)を頸部リンパ腺結核症に対し,その局所應用を試み,全身療法に比較して遙かに良好な治療効果を示すことを臨床的に確認してこれを報告したが,さらにわれわれは今回動物実驗によつて,その治療効果を組織学的に檢索する一方,「ネオ・AT」使用後リンパ腺を剔出する機会をえた臨床症例についても病理組織学的檢索をおこない,合せえたその結果を報告する.
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