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文献詳細

雑誌文献

臨床外科8巻11号

1953年11月発行

文献概要

綜説

骨盤骨折に就て

著者: 有原康次12 笠井実人3

所属機関: 1京大整形外科 2國立京都病院整形外科 3松江赤十字病院整形外科

ページ範囲:P.650 - P.654

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 吾々は昭和23年6月28日の北陸震災に際し,救護班として國立鯖江病院に赴き,28例の骨盤骨折を経驗した.之は震災による同病院收容患者122名の23.0%を占めていた.然しその際は長く経過を観察することが出来なかつたが,國立京都病院及び松江赤十字病院に於て,その後9例の骨盤骨折を経驗し,何れも全経過を診,且つ予後調査も行つたので,これらを併せて報告し,更に骨盤骨折の治療及び予後に就いていさゝか述べて見たいと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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