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文献詳細

雑誌文献

臨床外科8巻11号

1953年11月発行

文献概要

症例

1過性の四肢攣縮並に上腹部膨隆を主訴とする1症例の頸動脈毬剔出術による治驗例

著者: 荻原直夫1

所属機関: 1名古屋大学医学部戸田外科教室

ページ範囲:P.658 - P.659

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 頸動脈毬剔出術は今日気管枝喘息,カウザルギー,レーノー氏病,その他眼科,皮膚科の疾患にも広く應用されるに至り,本手術の治療効果を得る機轉は今ぞなお明らかではないが,術後に於ける身体反應は,自律神経系の失調状態を調整する方向に来す事が知られている.私はかかる意味での一治驗例を経驗せる故報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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