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文献詳細

雑誌文献

臨床外科8巻3号

1953年03月発行

綜説

肝腸吻合(Hepato-enterostomy)

著者: 本庄一夫1 長谷川正義1

所属機関: 1京都大學外科學教室第一講座

ページ範囲:P.129 - P.132

文献概要

 肝外胆道は種々の原因により内腔に恒存性の狹窄を生じ,黄疸を惹起する.即ち外部(膵頭部癌,慢性硬化性膵炎)からの圧迫により,或は内腔の閉塞(総胆管癌,フアーター氏乳頭部癌)により,又は管腔の炎症性瘢痕收縮(主として結石に基く)によつて起る.或は胆嚢剔出時の手術的過誤による術後の狹窄もある.
 これらの外科的黄疸に対しては,從来からも種々の手術的操作が工夫,施行されているのは周知のところである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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