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文献詳細

雑誌文献

臨床外科8巻4号

1953年04月発行

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腰部糞瘻を主徴とするクローン氏病の経驗

著者: 石山俊次1 石山功1 今井正一1

所属機関: 1電通公杜關東遞信病院外科

ページ範囲:P.181 - P.187

文献概要

はしがき
 いわゆるクローン氏病がclinical entityとして注目されるようになつたのは1932年B. B. Crohn,L. Ginzburg and G. D. Opyenheimers1)が,最初末端部廻腸炎Terminal ileitis次いで局所性廻腸炎Regional ileitisとして記載してからである.しかしLewisohnによれば2)その以前にもDalziel(1913)3),Monihan(1907)4),MayoRobson(1908)5),Braun(1909)6),Moschcowitzand Wilensky(1923)7),Coffen(1925)8)などが同樣の病変について報告して居り.Crohn以後にもSegmental ileitis,Lewisohn(1938)9),Regional enteritis,Felger and Schenk(1940)10),Chronic interstitial enteritis,Dalziel(1913)3),Chronic cicatrizing enteritis,Reichert andMathes(1936)11)など多くの名称でよばれている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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