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文献詳細

雑誌文献

臨床外科8巻4号

1953年04月発行

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リンパ性細網肉腫について

著者: 內山淳夫1

所属機関: 1久留米大學醫學部外科學教室

ページ範囲:P.196 - P.199

文献概要

 1916年Ghon及びRoman両氏によつて初めて記載された細網肉腫なる腫瘍に関しては,内外諸学者の間に幾多の眞摯な研究が積まれているが組織構造が複雜多岐を極め,且つ所謂細網内皮系統が形態学的に尚お究明されていない爲に諸家の意見がまちまちであり,其の名称についても今日まだ一定していない状態である.私は最近所謂リンパ性細網肉腫4例を経驗したのでその臨床所見,組織所見等に就き若干の文献的考察を加えて報告し以て諸賢の御高批を仰がうとする次第である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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