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文献詳細

雑誌文献

臨床外科8巻6号

1953年06月発行

文献概要

綜説

麻痺肩関節に対する癒著術の遠隔成績について

著者: 矢野楨二1

所属機関: 1久留米醫大整形外科教室

ページ範囲:P.292 - P.294

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 急性灰白髄炎後貽症としての三角筋麻痺に対して肩関節癒著術を行い上肢の機能回復を図ることは,Vulpiusによつて創始され,次いで各種手術法がSteindler,Ombredanne,Gocht,Gillその他により発表されている.神中教授は著書整形外科手術書に於いて,それ等に就いて極めて精細に紹介されている.又本手術の遠隔成績に就いてのResarch Comittee of the American OrthpedicAssociationの報告がある.私も久留米医大整形外科教室に於いて,本手術を施行された症例の遠隔成績を調査し得たので,その成績の概略と二三の考察を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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