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文献詳細

雑誌文献

臨床外科8巻7号

1953年07月発行

文献概要

綜説

神経原性肉腫の知見補遺—眼瞼皮下小腫瘤の再発による紡錘細胞肉腫の1剖檢例

著者: 黑羽武1 柿坂輝夫1 內山貞也2 安藤郁夫2

所属機関: 1東北大學醫學部病理學教室 2東北大學醫學部桂外科教室

ページ範囲:P.331 - P.335

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 臨床的に神経鞘腫の治驗例は屡々報告されるに比して,再発後の運命を明らかにした剖檢記録は甚だ乏しい。余等は上眼瞼の小さな皮下腫瘤が手術後に再発し,遂に眼窠を破壞する肉腫にまで進展して死亡した症例を経驗したが,初期の切除標本に神経性起源を暗示する所見を認めたので,剖檢所見と共に之を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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