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症例
胸廓整形手術の血清アルギニンに及ぼす影響
著者: 伊藤久1 鈴木武松2
所属機関: 1昭和醫科大學生化學教室 2昭和醫科大學外科學教室
ページ範囲:P.362 - P.364
文献購入ページに移動血液中のアルギニンに関する研究報告は極めて少いが,坂口(1925)5)がアルギニンのアルカリ溶液に2-ナフトール及び次亞塩素酸ソーダを加えた呈色反應を報して以来,各方面よりアルギニン定量法としての本法に就て注目される樣になつた.その後Weber(1930)6)がこの呈色反應の欠点を改良し,更に坂口(1948)7)がオキシンを使用してアルギニン定量法としての本法を完成した.余等はこの方法を用いて次の実驗を行つた.
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