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文献詳細

雑誌文献

臨床外科9巻1号

1954年01月発行

文献概要

綜説

狹頭症(Craniostenosis)とその外科的治療

著者: 工藤達之1 三河內薰丸1 泉周雄1 光井淸1

所属機関: 1慶應義塾大学医部外科学教室

ページ範囲:P.11 - P.16

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 我々は昭和26年10月,第6回日本脳神経外科研究会に於て"狹頭症の1手術例"の題下に後述の第1症例に就て報告を行い,狹頭症及びその外科的治療法を中心として少しく考察を試みたことがある.当時は術後僅か1年を経過したのみで治療効果の測定についてなお愼重を期したいと考えたので,論文としての発表を差控えていた.その後6例の手術例を加え合計7例の経驗を得たので,それ等の臨床所見を取纒めてこゝに報告すると共に,この機会に狹頭症に就ての文献的考察とその手術的治療に就ての批判を記して見ようと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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