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文献詳細

雑誌文献

臨床外科9巻11号

1954年11月発行

文献概要

特集 整形外科特集号

胸椎並に腰椎上部のカリエスに対する病巣廓清術の経験

著者: 笠井実人1 大橋良三1 粟屋梧老1

所属機関: 1

ページ範囲:P.819 - P.823

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はしがき
 近時脊椎カリエスに対する治療は,化学療法併用の下に骨病巣に直接手術的侵襲を加える所の,いわゆる病巣廓清術が行われつゝある.京大近藤教授は腰椎カリエスに対して,前方より腹膜外に病巣に達する方法を提唱し,且つ甚だ良好なる成績を挙げておられる.然し胸椎及び腰椎上部のカリエスに対しては,前方より病巣に到達することは困難である.吾々は胸椎カリエスに対しては肋骨横突起切除術,腰椎上部のカリエスに対しては横突起切除術を行つて,後方よりする所の病巣廓清術を行つて来たのでその成績を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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