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文献詳細

雑誌文献

臨床外科9巻2号

1954年02月発行

綜説

膵切除後の糖尿問題

著者: 鈴木礼三郞1 金子保彥1 斎藤伸夫1 佐々木健孝1

所属機関: 1東北大学桂外科教室

ページ範囲:P.63 - P.66

文献概要

 膵の惡性腫瘍に対する膵全摘,亞全切除,或は部分切除により糖質代謝がどうなるかと言う事は極めて重要な事である.一方膵切除量と糖尿の研究が広く動物実驗によりなされて来たが,本問題を論ずるには先づ臨床例に就いて観察されなければならない.
 昭和25年6月から同28年7月迄の間に桂外科教室に於いて取扱われた症例は22例で,之に就いての経驗と動物実験による2,3の知見から此問題に就いて論じてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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