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文献詳細

雑誌文献

臨床外科9巻2号

1954年02月発行

綜説

Clearance Testの1私案

著者: 加藤敏昌1 服部保1

所属機関: 1名古屋大学戸田外科教室

ページ範囲:P.87 - P.90

文献概要

 近年アメリカに於ける腎機能の研究の発展に依り腎のどの部分がどの程度に侵かされているか.即ち腎血漿流量(R.P.F.)糸球体濾過値(G.F.R.)尿細管排泄極量(TmPAH)尿細管再吸牧極量(T—mG)糸球体濾過率(F.F.)の計測が可能になり腎機能槍査法は全く面目を一新した.
 之に依り從来不可能であつた糸球体及び尿細管機能の個々別々の分析が容易となり,各種外科的疾患の病因究明或は予後判定,治療上大きな利点が齎らされた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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