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文献詳細

雑誌文献

臨床外科9巻2号

1954年02月発行

綜説

下肢靜脈瘤の1治療法についで

著者: 泉周雄1 高村博臣1 義江正義1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部外科学教室

ページ範囲:P.91 - P.93

文献概要

 下肢靜脈瘤は主として大伏在靜脈壁及び弁の器質的変性に起因する疾患で,我が國に於ては欧米に比してその発生は少い.從つてその治療法に関しても諸種の方法が行われては居るが,特に定見はたてられていない.我々は最近かゝる患者に対して大伏在静脈の結紮切断及びその末梢部えの高張葡萄糖液注入療法を行つてゝ好結果を得たのでその成績を報告し,簡便にして有効なる方としてこれを推賞する次第である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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