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文献詳細

雑誌文献

臨床外科9巻3号

1954年03月発行

綜説

陽性石鹸について

著者: 石田正統1 鹿田和夫1 常松之典2

所属機関: 1東京大学医学部木本外科 2傳染病研究所

ページ範囲:P.117 - P.123

文献概要

 近時各方面で陽性石鹸が注目され,手術手洗いに用いれば從来のFürbringer氏法に勝るものであるといわれ1)2),其の製品も十数種に及び研究改良が加えられて各社其の特長を誇示するに至つて居る.
 著者等は追試の目的を以て市販の数種を選び,殺菌力の検査と共に其の手洗法を細菌学的に從来の方法と比較し,又如何なる使用法が最も合理的であるかを檢討した.其の結果これらの使用は明かに手洗時間を短縮するばかりでなく,いくつかの点に於て從来の方法に勝ることを知つたので多少の文献考察を加えて茲に発表する次第である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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