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症例
大脳蔓状血管腫の1例
著者: 西成浩1 鈴木二郞1
所属機関: 1東北大学医学部桂外科教室
ページ範囲:P.319 - P.321
文献購入ページに移動 脳血管腫に関してはGaupp(1888)がHemorrhoidof Pia materとして発表以来種々なる名称で報告され,更にCushing1)and Bailey;Bergstrand,Olivecrcnau. Tönnis2)等が総括分類して居り,本邦でも植松8),山崎4),田中5),菅・高橋6),前田・森田7),渡辺,南部,石川・滝沢9).和田10),斎藤11)等の症例報告がある.著者も焦点性癲癇発作を主訴とした患者で,開頭術により左前頭部より頭頂部にかけて発生した大脳蔓状血管腫を認め,電気凝固術及びレ線深部照射をなして良効果を再た1例を経験したので報告する.
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