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文献詳細

雑誌文献

臨床外科9巻6号

1954年06月発行

症例

診断困難なりし棘上筋腱断裂の1例

著者: 白髭壽男1

所属機関: 1三菱高島鉱業所病院外科

ページ範囲:P.405 - P.406

文献概要

 棘上筋腱断裂は所謂五十肩の一因をなすもので,他覚的所見が余りないので診断に困難を感じられるものである.私は外傷により肩関節の運動障碍を生じ,同時に肋骨骨折,肩胛骨骨折,神経麻痺症状を有していたために負傷後4カ月余を経て始めて本症なることに気附き手術により全治せしめ得た1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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