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文献詳細

雑誌文献

臨床外科9巻8号

1954年08月発行

文献概要

綜説

蝮咬症における血中溶在性SH基の変動とSH剤の効果について

著者: 片山洋平1

所属機関: 1京都大学医学部公衆衛生学教室

ページ範囲:P.489 - P.492

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はしがき
 本誌第7巻第7号に,蝮咬症に対する「ハイポ」動注療法の効果について発表以来蝮咬症に関して,更に研究を続け,ハイポ動注の有効性は,蝮蛇毒が生体の血中SH基に与える影響を防止することにあるではなかろうかと考え,これを実験的に追求すると共に其他のSH基の有効性についての比較検討を行つた.
 尚今迄に取扱つた蝮咬症の臨床例について治療方法別の治療日数を比較すれば,第1表の如くである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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