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綜説
蝮咬症における血中溶在性SH基の変動とSH剤の効果について
著者: 片山洋平1
所属機関: 1京都大学医学部公衆衛生学教室
ページ範囲:P.489 - P.492
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本誌第7巻第7号に,蝮咬症に対する「ハイポ」動注療法の効果について発表以来蝮咬症に関して,更に研究を続け,ハイポ動注の有効性は,蝮蛇毒が生体の血中SH基に与える影響を防止することにあるではなかろうかと考え,これを実験的に追求すると共に其他のSH基の有効性についての比較検討を行つた.
尚今迄に取扱つた蝮咬症の臨床例について治療方法別の治療日数を比較すれば,第1表の如くである.
本誌第7巻第7号に,蝮咬症に対する「ハイポ」動注療法の効果について発表以来蝮咬症に関して,更に研究を続け,ハイポ動注の有効性は,蝮蛇毒が生体の血中SH基に与える影響を防止することにあるではなかろうかと考え,これを実験的に追求すると共に其他のSH基の有効性についての比較検討を行つた.
尚今迄に取扱つた蝮咬症の臨床例について治療方法別の治療日数を比較すれば,第1表の如くである.
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