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文献詳細

雑誌文献

臨床外科9巻8号

1954年08月発行

綜説

ノボカイン利用の2,3について

著者: 神谷喜作1 加川尋香1 伊島靖昌1

所属機関: 1徳島大学医学部外科教室

ページ範囲:P.501 - P.502

文献概要

 専ら局所麻痺剤としてのみ使用され,又それ以外の薬理作用は殆んど無視されていたノボカイン,殊に静脈内に入ることは極度に危険視されていたノボカインが,静脈内注射により鎮痛その他の目的に使用されるに至つたことは誠に興味深いことである.私達はこのノボカインを輪血副作用防止のためと,もう一つは動脈撮影をする時の血管痛の軽減,又同じ意味において骨髄内注入時の痛みを軽くする為とに使用して次の様な成績をえたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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