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文献詳細

雑誌文献

臨床婦人科産科10巻12号

1956年12月発行

文献概要

原著

子宮卵管造影法の後障碍に就いて

著者: 林基之1 江口貞雄1 百瀬和夫1 福水正一1

所属機関: 1東京大学医学部産科婦人科学教室

ページ範囲:P.815 - P.819

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はしがき
 子宮卵管造影法(以下GSGと略)は,卵管の通過機能検査法としては,重要なものであり,不妊症の診断及び治療に際して,日常最も多く用いられるものであるが,必ずしも安全無害な方法とは去い難く,幾多の障碍,副作用が報告されているのである。吾が教室でも昭和29年7月より,昭和31年6月迄の2年間に総数959例のHSGを行つたが,11例の後障碍例があつたので,之等を纒めて報告し,考按して見ようと思う。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1294

印刷版ISSN:0386-9865

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